ナイキジャパングループ合同会社(以下「ナイキ」)とスポーツを通じて世界中の子どもや若者の支援に取り組むローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団(以下「ローレウス」)は、去る2024年10月16日~20日に「女の子のためにスポーツを変えるウィーク – COACH THE DREAM – 」を東京で開催。
本企画の目的は、女の子とスポーツを取り巻く課題とそれらに対するアプローチを話し解決策を提示すること。5日間にわたる本イベントには、現在スポーツ界で活躍するアスリートである大坂なおみ選手らが参加し、ユニークなスポーツ体験を届けました。
スポーツを通じて子どもや若者の支援に取り組む国際組織であるローレウスとナイキは、大坂なおみ選手と共に「プレー・アカデミー with 大坂なおみ(以下、プレー・アカデミー)」を2020年に設立。
この取り組みでは、女の子が生涯を通じてスポーツを続けていくために不可欠な、安心安全なスポーツの場づくり、指導者研修、地域コミュニティ団体への助成など、女の子のスポーツの未来のために力を注いできました。
そしてこの度、設立5年目を祝し、2024年10月16日(水)~20日(日)の5日間、ローレウスとナイキ主催で「女の子のためにスポーツを変えるウィーク -COACH THE DREAM -」を開催し、国内外から約400人が参加しました。
マスターコーチ(スポーツ指導者の講師)となる人材育成のための研修を実施。「メンタルヘルスやトラウマへ配慮したスポーツコーチング」についての最終研修が行われた。
国内外からの参加者約50名が参加しウェルカムディナーを開催。ゲストに、米国代表の競泳選手、ミッシー・フランクリン・ジョンソン氏と、日本を代表する陸上選手、為末大氏も参加した。
本企画のハイライトである東京サミット。スポーツの楽しさと課題を訴える参加女子のスピーチや、パネルディスカッションを開催。当日は現役アスリートらをゲストに迎え、女の子たちが自分らしくスポーツを楽しむための示唆に富んだ内容となった。
9歳から15歳までの女の子35名が参加し、運動遊びやピックルボールを実践。大坂なおみ選手やミッシー・フランクリン・ジョンソン氏らのゲストアスリートと一緒に、身体を動かしながらスポーツの楽しさを実感できる1日となった。
最終日には、「メンタルヘルスやトラウマへ配慮したコーチング」をテーマにした研修会を実施。コーチら約50人は子どもやアスリートに居心地の良いスポーツ環境を届けるための半日研修を受けた。
企画名:女の子のためにスポーツを変えるウィーク – COACH THE DREAM –
主催:ナイキ、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団
協力:「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」パートナー
日時:2024年10月16日 – 2024年10月20日
参加者:約400名
「プレー・アカデミー with 大坂なおみ(以下、プレー・アカデミー)」は、大坂なおみ選手、ナイキ(Nike, Inc.)とローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団のパートナーシップによってつくられたプログラムです。生涯を通して恩恵があると証明されている遊びとスポーツを、現代社会に根付いているジェンダー格差を埋めるのに役に立つエンパワメントツールとして活用し、女の子の生活に変革をもたらすことを目的としています。
多様なニーズに合った機会の欠如、女性コーチやロールモデルの少なさ、文化的な障壁は女の子が遊びとスポーツに参加する際に直面する数多くの課題のほんの一部に過ぎません。
プレー・アカデミーは、これらの課題に取り組むために、地域コミュニティ団体に助成金やキャパシティ・ビルディング、研修の機会を提供し、楽しく前向きな遊びの体験や安心安全なスポーツの場づくりを行っています。また、女の子特有のニーズに配慮したジェンダー・インクルーシブなコーチング研修を受けた指導者の増加とネットワーク構築にも取り組んでいます。
このプログラムは2020年に東京(首都圏)で開始し、その後ロサンゼルスやハイチ、大阪府にまで支援を拡大してきました。
https://playacademynaomi.com/ja/