毎年寒くなると手足がキンキンに冷え、
慢性的な肩コリや頭痛に悩むライターMが話題の温活サロンに潜入。
巷の女性たちがこぞって通うという隠れ家的なサロンって一体どんなところ?
ぽかぽか効果は持続する?丸ごとリポート!
よもぎ蒸しの経験はあったものの、ここまで本格的なのは初めて!
まず最初に素っ裸になり”黄土染め”のマントに着替えたのですが、こちらは韓国の黄土染め職人が作ったもの。黄土染めには毒素を吸収する浄化作用があると言われていて、よもぎ蒸しの最中にドバドバ出た汗も心地良く受け止めてくれます。(アーシング効果みたいな?)
そもそも「よもぎ蒸し」とは、漢方を煮出した蒸気を膣に当てて悪露(おろ)を出し、体の中から温めることで、産後の肥立ちがよくなるとされている韓国の民間療法。さらに漢方の成分が膣の粘膜から吸収されることによって生理痛など婦人科系の悩みを癒す効果があるんだとか。
生理に問題はないものの、年中冷えや不眠と闘う編集Mは、それらの不調をお伝えし、症状にあった漢方セレクト。よもぎ蒸し中は下からの「ちょっと熱いけど心地よい」くらいの蒸気を感じながら、よもぎ茶を飲みながらリラックス。15分ほどすると、普段ほとんど汗をかかない私がドッバドバの滝汗状態に。終わったあとは爽快感がありつつも、何だかそのままベッドにダイブしたいほわんと心地よい感覚になりました。寒空の中、家に帰ってもしばらく手足はポッカポカ!さらに、その日の夜は珍しく朝まで起きることなくぐっすり!(これは定期的に続けなければ)
昔どこかのサロンで体験したときは、なんだかよくわからないまま終わったよもぎ蒸し。(記憶では、蒸気がぬるく漢方の香りもここまでしなかった。今回はちょっとアツ!というくらいで、逆にそれがとてもイイ感じ。同じよもぎ蒸しでもこんなに違うの?とちょっとびっくり。
それもそのはず、今回取材した「美管理Spa」さんは、本場・韓国から取り寄せたオリジナルブレンド漢方を使用。オーナーのKieさんはよもぎ蒸し界のカリスマと言われる人で、子宮、お膣ケアのスペシャリストなんだそう。よもぎ蒸しの後にはお悩みに合わせて体を緩める全身マッサージの施術が1セットになって、冷えや生理不順、妊活など女性のお悩みに特化したケアをしてくれるんです(現在オーナーKieさんの施術は予約不可)。
「女性特有の臓器にアプローチすることにより、女性らしさを高める効果もあると思います。施術後はお顔がほわんとして優しい表情になる方も多いんですよ」とhealista(ヒーリスタ)のHiromiさん。
冷えや生理不順など日々の不調を感じる方に、よもぎ蒸しはぜひおすすめです!
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以前取材したヨガの先生が、マイボトルに温かいハーブティーを入れて飲んでいるという話を聞いて、なんとなくマネしたくなり(すぐに影響を受ける)自分に合ったお茶を探していたライターM。(普段はコーヒーを1日に4〜5杯飲んで交感神経が高まりまくっているのも冷えによくないかも?)そこで、オーダーメイドの和漢茶を作ってくれるという「OHANA」へ。
「OHANA」は、アーユルベーダと漢方を学んだオーナーの服部さんが、カウンセリングで体質チェックや最近の疲れたところを分析し、悩みに合わせた施術を行ってくれる温活セラピーサロン。今回は人気の「薬膳茶カウンセリング」を体験してみました。
まずは「末端が冷える」「顔や足がほてる」「むくみやすい」などの質問項目に細かく答えて、自分の体質やビューティーバランスをチェック。アーユルベーダの考えに基づいた気(風)、血(火)、水(水)の数を踏まえてカウンセリングを行います。私の場合は主に末端の冷え、貧血、めまいなどの症状が不調として出ているとのこと。・・・いや、なんでわかるんですか!健康診断でいつも指摘される貧血をはじめ、その他こまごまとした症状も言い当てられました(占いではない)。
「コップの水に例えるとわかりやすいですね。風、火、水はどれも必要な要素なのですが、コップの水が足りなければ補い、老廃物などで溢れてしまった場合は取り除くというもの。アーユルベーダはどちらかというとデトックスですが、漢方では補うという考え方があります。OHANAのオリジナルカウンセリングでは、2つのイイとこ取りをしているんですよ」と服部さん。
というワケで、私のブレンド茶は末端の冷えを緩和するショウガ、貧血ぎみの人によいとされるクコの実などをブレンドして作っていただきました。お湯を入れて飲む15回分で、毎日続けると体調改善につながるんだとか。(全部そのまま食べられるものだから食材も捨てずに美味しくいただきます)
最後に、和漢茶と合わせて自宅で簡単にできる温活セルフケアも教えていただきました。
「末端冷え症の方には足湯をオススメします。夜、寝る前などに42〜3度のお湯に足を15分間ほど浸けて温めてください。ポイントはヒザまでタオルをかけて足全体を温めること。湯気を逃がさないので、足湯後もポカポカが持続しますよ。ピンポイントで仙骨をカイロなどで温めるのも効果的です。また、めまいがある方はホットタオルで耳を温めるのもいいですね。逆に、頭と目は熱がこもりやすいので、例えばのぼせの症状がある方が温活によいといってサウナやお風呂で頭まで温めるのはオススメしません。症状に合わせた部分的な温活を推奨しています」
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