暑さが増すこの季節、
運動シーンで気になるのは
汗や皮脂によるメイク崩れ。
そこで今回は、
「10キロ走っても崩れない!」をテーマに、
アスリートビューティーアドバイザーの
花田真寿美さんに
落ちないベースメイク術を教えていただきました。
学生時代はバドミントンでインカレ出場。
引退後はモデル経験を生かしつつ、アスリートを応援する
「チームアスリートビューティー」を発足し、
「Precious one.」の代表を務める。
現役アスリートを中心に、引退後のアスリートや学生アスリート、
スポーツを楽しむ多くの人に向けて、
外見と内面を磨く「美」をテーマにした
プログラムをプロデュースしている。
@masumi_hanada
BEFORE
化粧水や美容液、クリームなどで肌をしっかり保湿した後は、
ティッシュを1枚とって余分な油や水分を軽くオフ。
Long Lasting
Summer Make up
TIPS
BEAUTY
for Athletic woman
LAYERED
BASE
MAKE UP
Stay
Confident!
日焼け止めクリームもしくはUV効果のある下地をおでこ、
鼻、頬、あごの5点にのせて顔の中心から外側に向かって優しく伸ばす。
おでこ、小鼻などテカリが気になるところに部分用下地を塗る。このひと手間を加えることで、テカリやカサつきを最小限に!
POINT
パフを水で濡らしてファンデーションを含ませる。
ファンデは手のひらに置くと
シワに吸収されるため、手の甲に置くこと!
おでこ、鼻、頬、あごにファンデーションをのせ、顔の中心から外側へ伸ばす。パフでスタンプをのせるようにポンポンと肌に密着させるのがコツ。
POINT
パフに残ったファンデで、
あごの下から首にもなじませて
顔と首との境目をなくす。
大きめのパフにパウダーを取って、顔全体にはたく。おでこや鼻、あごなど崩れやすい部分を中心にポンポンと優しく馴染ませる。
顔全体にフィニッシングミストを吹きかけて、ベースメイクを固定させる。ミストは化粧崩れを防止するだけでなく、花粉やホコリからも肌を守る役割が。
使用したのはこちら!
花田さんオススメのベースメイクアップアイテム。
アクティブシーンでは、「日焼け止めはUV効果が高いものを、
下地やファンデはカバー力がありながら白浮きせず、
つけ心地のよさを重視して選びます」と花田さん。
それぞれ順番に薄く、細かく重ね塗りしていくことで
崩れにくく美しい肌に。
A. 日焼け止め
アリー GEL UV EX(カネボウ)
B. 部分用化粧下地
beraMinerals プライムタイム(ベアミネラル)
C. ファンデーション
ランコム タンイドル ウルトラ ウェア リキッド N(ランコム)
D. パウダー
ディオールスキン フォーエヴァー クッション パウダー(DIOR)
E. パフ
ロージーローザメイクフィックスパフ(ROSY ROSA)
F. フィニッシングミスト
MAKE KEEP MIST EX(KOSE)
G. UVミスト
ビオレ UV アスリズム プロテクトミスト(ビオレ)
POINT
化粧直しをするときは、GのUVミストがお役立ち。
ティッシュで汗を軽くオフしたあと、保湿をしてからGをひと吹き。その後に日焼け止め、ファンデーションかパウダーを重ねて化粧崩れをリセット!
花田さん「汗や紫外線でお肌が乾燥しまうので、化粧直しの前は保湿がマストです。保湿をしないまま日焼け止めなどを重ねる方も多いのですが、そうするとカサカサと粉を吹いたような状態に。しっとり肌を整えたあとに化粧直しをすると、キレイなベースメイクが持続しますよ」
花田流メイクのポイントは、「メイク初心者でもわかりやすく、手に入りやすいアイテムを使う」こと。身近なドラッグストアなどで購入できるアイテムをメインに、仕上げのポイントメイクをしていただきました。
EYEBROW
ブラシで眉流れを整えたあと、リキッドで毛を1本1本足すイメージで描き、パウダーでぼかします。最後に透明の眉マスカラで形をキープ。
EYESHADOW
アイメイク用の下地を塗ったあと、クリームアイシャドウ、ラメ感のあるパウダーアイシャドウを重ねて目元を華やかに。
MASCARA
アイラインは目尻のみ、マスカラは上まぶたの毛を根元から立ち上げるように塗る。にじみやすい下まつ毛には透明マスカラがオススメ。
LIP
日焼け止めリップクリーム、リップカラー、グロスの順に重ねる。
オレンジ&ブラウンで
カラーを統一して健康的に
スッと引いたカーキの
アイラインで清涼感UP
「基本的にメイクは重ねることで崩れにくくなります。ベースメイクは日焼け止め、部分用下地、ファンデーションを重ねて土台を作り、パウダーやフィニッシュミストで固定させます。ポイントメイクも同様に、できるだけ専用下地でベースを作ってから、カラーをのせていきましょう。アイメイクは、ウェアの色に合わせても楽しいですね。
スポーツシーン用のメイクは、メイクで自信を持つことで集中力を高めたり、チームプレイであれば仲間の信頼感を得られるという役割があるので、シーンに合わせてアイラインを足してみたり、眉をキリッとさせてみたりと、自分がいちばんパフォーマンスを発揮できるメイクを探してみましょう。緊張しやすい方なら赤みのあるリップやチークでお顔に血色感を足すのもオススメです」
アスリートビューティーアドバイザー 花田真寿美さん
staff