父親の影響を色濃く受けて
近代五種に精励。
得意な種目はフェンシング
父は元々陸上選手で、社会人になるタイミングで近代五種を始めたのですが、その環境下で育ったので、私も物心ついた時から何かしらのスポーツが身近にありました。それが段々と近代五種へと代わっていって、今までずっと続けてこられています。父親の経験則から、欧米の選手と比べて日本人はどうしても体格差があるので、水泳やランはある程度できても、フェンシングで負けてしまって勝っていけないと。そこで高校生の時から、本格的にフェンシングに力を入れ始めました。高校でスタートというのも、フェンシング選手の中では少し遅いほうかもしれませんが、少しでも早く始める方がいいということでフェンシング部がある学校を選んだんです。大学でも同じく部活を続け、卒業後は近代五種選手としてマイナビに所属。社会人になって、より選手としての自覚を持って動き出せるようになったと思います。5種目も競技を行うのは大変だと思われがちですが、5種目あるからこそ、一つ失敗してしまっても巻き返しがきく。苦手なものがあっても得意なものでカバーできる、それが近代五種の魅力だと感じています。

















